「オープンエンド」と「クローズドエンド」

②「オープンエンド」と「クローズドエンド」「契約型」、「会社型」の両方で共通する分類です。この2つの違いは、ファンドが発行する受益証券(発行証券)をファンドが買い戻すか否かの分類で、ファンド自体が発行証券を買い戻すことが調われているファンドをオープンエンド型と呼び、買い戻しを行わないものをクローズドエンド型と呼んでいます。「契約型」では買い戻しは「解約」となります。解約時点の1株当たりの純資産額が買い戻し価額(解約額相当)になります。「会社型」での買い戻しは減資となります。オープンエンド型は投資家から新規の資金が追加されたり、解約によって資金が流出したり、ファンドの資金が常に増減する(オープン)のでオープンエンドといわれています。一方のクローズドエンド型の発行証券は、証券取引所や店頭市場で流通します。一旦発行された証券は追加による増資もなく、市場価格で売買されます。したがって、1株当たりの純資産額と市場価格が一致するとは限りません。(2)私募投資信託募集方法に公募と私募という分類がありますが、私募投資信託とは、投資信託でも従来の公募に加え、私募形式に門戸を開放することによって、オーダーメードの投資信託を組成しようとするものです。私募投資信託の残高は98年12月以来、わずか1年半の2000年4月末で2兆2,623億円に達し、中小の金融機関や厚生年金基金向けなどに非常に人気があります。この中には、一般的な株式や公社債への投資だけでなく、不動産証券化商品や証券化商品なども含まれています。CMBSなどへの投資にも私募投信の資金が投入されています。なお、「証券投資信託及び証券投資法人に関する法律」では、具体的に私募投資信託という言葉は使われていませんが、私募の定義は次のようになされています。